2012年2月21日火曜日

心のセレブ倶楽部セミナー

東京のセミナーを修了して、「映画制作」の打ち合わせの無事終わり、羽田空港から福岡に移動しました。「映画制作」のミーティングは、様々な角度からのディスカッションが行われ、有意義な時間でした。結果は「映画制作スタートです」

福岡に到着して、呉服屋の社長とのアポイントです。今後の呉服屋の新しい展開へのご相談でした。
さあ、今から「心のセレブセミナー」です。代表の末次先生は、とてもお元気でなによりです!
今回のセレブセミナーは、参加者からの質問に答える、というアプローチをとっていきたいと思っています。福岡は数日前は、大雪でかなり積雪があったようです。寒さが一段と厳しさを増しているようですが、天外熱風でホットな時間にしていきたいですね。


今日はラポールという「臨場感空間の共有」という観点から少しテキストを記載します。

相手の内部表現を書き換えるための臨場感空間を共有する方法に、エリクソン派(米国の現代催眠療法の父と言われるミルトン・エリクソンの考え方を受け継ぐ 心理療法家の総称)が「ペーシング」と読んでいるものがあるそうです。これは、相手とまったく同じ格好や同じ動きをして、自分と相手とを同調させるという ものです。例えば、子供と話をするときにしゃがんで同じ目線で話したほうが伝わりやすいのと同じで、この「ペーシング」をすると、ラポール(臨場感空間を 共有する人たちの間で生まれる独特な親近感)を生み出しやすいのです。
この「ペーシング」の基本中の基本が、相手が言ったことをそのままオウム返しに言うというものがあります。ただのオウム返しでは怪しまれますから、「昨 日、ゴルフに言ってきたんですよ」と言われたら、「昨日、ゴルフに行ってきたんですか」と返す。「スコアが全然伸びませんでしたよ」と言われたら、 「へぇ、スコアが全然伸びませんでしたか」と返せばいいでしょう。
ここで大事なことは、「昨日、ゴルフに行ってきましてね」と言われて、思わず、「ああ、そうですか」と言ってしまったり、「そのネクタイ、いいですね」と言われて、「いいでしょう」と答えてしまっては意味がありません。
相手の視点に立って答えなければ臨場感空間を共有することができませんので、「そのネクタイ、いいですね」と言われたら、「そうですか、このネクタイ、い いんですか」と答えなければならないのです。つまり、相手が感じた臨場感空間をこちらが言葉で再現してあげることによって、相手はいつの間にか、あなたが 支配する臨場感空間に引き込まれていくことになります。

この観点での、セミナーでしたよ。では、また、明日!



ハイパーメンタリスト
藏本天外



※「天外ブログ」は、最新の科学を軸に、あらゆるアプローチで脳を活性させる藏本天外が、毎日綴っている赤裸々ブログです。

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