2012年1月24日火曜日

福岡・経営者セミナー

福岡遠征、二日目!朝は雪が舞っていたようですが、今は、暖かい日差しが気持ちよいです。福岡のスタッフも元気です。昨日の「心のセレブセミナー」は、受 講生で日本舞踊の名取りの「重松さん」が、美しく祝福に満ちた「舞」の披露でスタートしました。参加者は心に「美」を刻み込んでの学習心理、受け取り側に 意気込みを感じました。参加者からの質問に答える形で、セミナーは進み…感動と笑いの中で修了しました。
オフィスに戻ってから、スタッフとのディスカッションで2時近くまでになってしまいました。しかし、天外は元気です。さて、今日は「野間さん」主催の「プレジデントCLUB・経営者セミナー」です。テーマは「マインドイノベーション」でお送りします。

自分の意見を伝えることは、自己存在を伝えること
他人に「思いやりをもち、迷惑をかけないこと」は、大切なことです。しかし、このことの度が過ぎますと、「他人の目を気にし過ぎること」になりかねません。神経症やうつ症傾向の人にみられるこのような症状は、
「お母さんの言うことはちゃんと守らない子は嫌い!」
「そんなことをすると、人に笑われるよ!」
と いうような傾向の強い親に育てられた場合に多く見られます。このような言動が日常化した親に育てられますと、自分の気持を我慢(抑圧)して、「よい子」を 演じようとする方向に作用します。これは、子どもの側からみれば、「良い子でいなければ愛されない」という錯覚に陥ってしまうわけです。これが習慣になり ますと、「親密恐怖症」や「視線恐怖症」などの、いわゆる人間関係の不安や恐怖心が高まってしまいます。
その結果、自分のことより、他人の目や批 判が気になってしまいます。他人が自分のことをどう思うかばかりを心配してしまいます。結局のところ、体裁や外面などを取り繕うことばかりに気を奪われ て、肝心の中身は空っぽということになってしまいます。このような状態で、人から「あなたの意見をお伺いしたいのですが?」と言われても、自分の意識が 「問題」よりも「体裁」を保つため、「相手のことを気にし過ぎること」の「気配りや気遣い」に向かっている状況では、自分の主張を伝えることはできませ ん。自分の主張を伝えることは、「自己存在を伝え」、さらに「自己存在を相手に認識させる」ことでもあるのです。自己存在が認められなければ、「軽視」さ れるのは、当然のことでしょう。
「こんなことを言ったら笑われるのではないか?」
「こんなことを言ったら人を傷つけるのではないか?」
などの言葉が浮かんできたら、即座に「自己存在重視」とつぶやきながら、今までの否定的な習慣を打ち破りましょう。自分の気持を大切にできてこそ、他人の気持や意見も尊重することができるものです。





〜 天外からのアドバイス 〜

<解脱>

こ のとき、人は初めて判断しない人生を生きられるようになってきます。比較するな、判断するなと教えられても、モノサシを持っている以上、瞬間的に無意識に 条件反射的に判断が起きてしまうものです。あなたの抱いている全ての、善し悪しの価値観を手放して下さい。あなたの疑うことのない正しさに対局する価値観 をさがし、価値をバランスさせ、ニュートラルにして下さい。

この時、人は比較判断が出来なくなります。〜〜




不 動心を得た人は、現実を感情を交えず見ることが出来るようになります。即ちあるものをあるがままに観るわけです。全てのものを、全ての人を正観出来るよう になります。見えてくるものの奥にある「存在」が感じられるようになってきます。「ただ在る事のすばらしさ」がわかるようになってきます。至福に満たされ ます。存在の美しさ、存在する事の素晴らしさを実感します。決して変わることのない、永遠の巨大な存在を感じられるようになってきます。



〜〜 中略 〜〜



こ の反対に、自分が神である事を疑わずに真理の中心にすえた時、「ではなぜ、神であるはずのわたしが矛盾をとく智恵がなく、問題を解決する力がないのか」 と、その解答を用意する必要が生じます。神である我々が、ジレンマ社会にいるとしたら、それを体験してみたくて、ちょっと遊びに来ているのだとしか考えら れません。子どもが恐いジェットコースターにわざわざお金を払って遊びに来るように・・・。

そして全ての現実を創っている自分が創造者で あることを受け入れたとき、自分のまわりで起きる全てに責任を取ったとき、もはや永久に被害者にはなり得なくなります。被害者にならないとは、もはやあな たは永遠に傷つくことがないということです。もう自分は傷つくことがない、自分は永遠に安全であると想像してみて下さい。どんなに安らかにくつろげること でしょう。自分はそのためにこそ、これまであくせく頑張ってきたのだとは思いませんか? 本当はその感覚が欲しかったのではありませんか?

ハイパーメンタリスト
藏本天外