2011年6月4日土曜日

松本で経営者セミナー

昨日の疲れもものともせずに、今日は、再度、長野松本へ向かっています。あさ、10時の出発です。待ってくれている人がいれば、天外はどこでも行きます。たとえそれが、過酷なスケジュールでも…それが、天外の生き方なんです。長野松本の日帰り(片道3時間)は、当たり前のことです。(笑)

長野松本に到着しました。15時から経営者セミナーですね。テーマは「未来創造脳を創る」でお送りします。「人間には、自らの生命を維持しようとする「ホメオスタシス」という恒常性維持機能が脳幹内にあります。外界の環境変化に対して、生体を常に安定した状態に保とうとする機能のことです。たとえば、人間の体温が一定なのはホメオスタシスによるものなのです。暑いときには汗をかいたり、毛穴を開いて体温を調整します。逆に、寒いときには毛細血管を収縮させて体温を外に逃がさないようにします。人間にはある特定な気温が心地良いという情動があるため、勝手にホメオスタシスが働いて、心地良い温度に感じるように調整するのです。


〜〜〜中略〜〜〜


それは「仲の良い友達といつも一緒にいる」「いつも慣れ親しんだレストランや飲み屋に行く」「ついついテレビを見てしまう」これらはすべてコンフォート・ゾーンです。つまり「そこに留まりたい」と思う領域、それがコンフォート・ゾーンなのです。「自分が楽でいられる範囲」という事にも成ります。
人間はコンフォート・ゾーンからはみ出すと自動的にホメオスタシスが働き、元に戻ってしまうのです。「ホメオスタシスは自動的に働くので、努力の必要はないのです」
今は自我というコンフォート・ゾーンにいますが、それは過去の情動記憶による快適さによって作られた領域なのです。「褒められて嬉しい」「叱られて嫌だ」という過去の情動によるものなのです。このコンフォート・ゾーンをゴール側から設定してしまうのです。そうすると、ホメオスタシスが勝手に働いて、


〜〜〜中略〜〜〜


自分が望むゴールからコンフォート・ゾーンを設定する事が重要なのですが、そこには「Have to」は存在しません。逆に、ゴールが「Want to」だけでないといけない理由もそこにあるのです。そうしないと、ゴールからコンフォート・ゾーンを設定する事が出来ないからです。ここで最も重要な概念が「時間の概念」なのです。

セミナーは、システマチックにスタートして、最後は笑いの中で驚きと気付きの多い、セミナーだったと思います。長野松本に「経営者倶楽部」が誕生したことが本当に喜ばしいですね。御参加された各経営者の皆様方に、心から感謝申し上げます。さあ、名古屋に戻ります。あすは、名古屋での「BIC」開催です。