2011年5月20日金曜日

香港、行ってきました。

昨日の夜、香港から帰国してきました。香港での講演会は、交互通訳での臨場感のある講演会になったと思います。香港は「ミニバブル状態」でした。街全体が活気にみなぎっていて、経済的発展がめざましいですね。上昇志向の強い民族性を感じました。

この香港で天外の学問は、思っている以上に波及するのは早いと思っています。日本から同行してくれた受講生達には、心から感謝申しあげます。日本からの支援のメールやチャットを頂いた支援者の方々にも心から御礼申し上げます。

「真の人格は未来側からの記憶の合成」

和多志達は求める真の人格とはどんな状態でしょうか?人は違う人格に変わる事を「生まれ変わり」と意味しています。
しかし、人は本当に生まれ変わることが出来るのでしょうか?チベット仏教の指導者である「ダライ・ラマ14世は、本当に生まれ変わりを信じています。しかし、仏教の開祖である釈迦は生まれ変わりを否定しているのです。仏教でありながら「私は生まれかわりです」というチベット仏教は、本来の仏教というよりは、ヒンズー教化した後期密教、所謂「ヒンズー教に対抗するために釈迦が否定した神秘主義を導入した仏教」なのです。

チベット仏教で、どうやって先祖の生まれ変わりだと判断するかというと、お茶碗、箸、数珠、太鼓、杖などの中から3つ4つ、生まれ変わる前に使っていたものを言い当てたり、祖父母の前で「何でも構わないので生まれ変わる前に使っていたものを3つ言い当てれば、立派な「先祖の生まれかわり」になってしまうのです。


〜〜〜中略〜〜〜



「魂(生命の核)が連続している」のと「記憶が連続している」事は、イコールではないのです。魂が連続していれば記憶も連続しているという考え方は、生命科学や脳科学の立場からは、全く整合性が無いことになります。

それでは、「魂が連続する」という言葉の本当の意味はなんでしょうか?この意味する事へのレクチャーをセッションで行いました。気付きの多い時間になったと思います。参加者の女性経営者は「このセッションを受けだしてから、売り上げが倍になったんです。特に努力もしていないのに…ただ、楽しくセッションで習った事を実践しているだけです。」と嬉しそうに語ってくれました。

天外の方が嬉しくなりますね。この後、主筆活動して終了します。


眠れない夜のために
http://sinvi.co.jp/shien/index.html