2011年5月14日土曜日

プラトー現象

今日はプラトー現象について記載します。

プラトー現象 (Plateau effect)
直感では、技能(スキル)の習得というのは、学習の量に比例していると思われます。しかし現実の技能の習得に当たっては、学習する内容も方法も正しいのに、その効果が見られない状態におちいる期間ができるのが普通です。これを心理学では特に「プラトー現象」と言います。プラトー(Plateau)とは高原や高台のことなので、そのまま日本語で「高原現象」とも呼ばれます。
このプラトー現象というのは、どこか「スランプ状態」と似ているように思われますが、スランプ状態というのは、通常は既に高いレベルにある技能者が本来の力を出せなくなるようなときのことを指すのに対して、プラトー現象というのは、これから力を付けようとしている成長過程にある人(特にビギナーを抜けつつあるレベル)に見られる現象のことであり、基本的にスランプとは似ていても異なるものです。プラトーにあるときは精神的には〜〜〜


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■ キャリア・プラトー現象
ある段階で昇進が停滞したり、職務上のスキル習得が思うようにいかなくなったりするような状態を指して、特に「キャリア・プラトー現象」と呼ぶことがあります。当然、ビジネスマンが転職を考えるのも、こうしたキャリア・プラトーにあるときが多いでしょう。停滞期を「今の職場での限界」としてリスクのある転職してしまうことが吉と出るか、凶と出るかはその人次第ですが、もしかしたら、こうした停滞はよくあるプラトーかもしれず、それを超えた先に大きな飛躍があるかもしれないという点も、転職を決める前に考慮するべきポイントでしょう。
■ 宣伝効果におけるプラトー現象
順調に進んでいた顧客の獲得が、あるときからパタッと停滞してしまうことがあります。これを製品の成長限界(または寿命)と考えるか、それとも顧客による製品の受容がプラトーにあると考えるかで、販売戦略は大きく変わってきます。
プラトーの可能性を考えず、ちょっとした停滞で変に焦ってしまって、それまでの宣伝方法を突然変えてしまったりすると、ブランドの一貫性が失われてしまい、結果としてより大きなチャンスを逃すことになるかもしれません。

■ ダイエットにおけるプラトー現象
こんな声をよく聞きます。「昨年ダイエット宣言をしてからすぐに5キロの減量に成功したのですが・・・それからが続きません。一番良い時で10キロ減まで到達したのですが、また5キロ減のところまで戻してしまい、結果として、未だに5キロ減という、まんまプラトー現象にはまっています。なにかを頭で理解することと、実際に結果を出すという事は、また別の話なのですね・・・(苦笑)。」

現象には必ずと言って良いほど、理論はあります。現象を好転させたいと思うならば「整合性のある理論」を学ぶ事なのです。この事を心の中心に置いて、今日のカウンセラー養成講座に臨みます。


〜〜〜中略〜〜〜


眠れない夜のために
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