2011年4月14日木曜日

Principle in Excellent

【今日の天外】

福岡の空は、快晴ですね。薄手のシャツで気持ち良いくらいです。今日は朝早くに目が覚めて、歩いて5分位の所にある朝食の店に行き「久しぶりに朝食を食べました」天外にしては珍しい事です。
昨日のライブの出来映えが天外なりに良かったからだと思います。決行白熱したライブだったんです。まあ、タイトルが「天外の独り言」ですから、白熱も妙な話ですね。(笑)さあ、今日は福岡での個人セッションと「心のセレブセミナー」です。福岡在住の(LETS参加)セラピストの末次先生への企画です。博多のホテルで女性だけの倶楽部の立ち上げのスタートですね。今回の参加者はあくまでも、女性だけという殊にしました。25名くらい参加だそうです。楽しみですね。

セッションは、「Paradigm shift」をテーマに行いました。過去の無意識に入力された観念を理想的な概念に転換するための、プリンシプルをしっかりと学んで頂きました。クリティカル・エイジ…脳細胞発達限界年齢。これを中心に論理的に「変換と転換」を学びました。2時間半におよぶセッションと成りましたが、受講されている方は疲れもなく、集中状態も切れずに楽しんでおられました。次回が本当に楽しみです。さあ、セミナーの準備に入ります。
セミナーは「現状外ゴールで「気づける人」をテーマに「Principle in excellent…優秀な原理原則」でお送りします。

組織などで対立が起こったとき、和多志達はどんな行動をとるでしょうか。
対立する相手側の間違いを指摘するでしょうか。自分たちの考えや行動の正しさを表明するでしょうか。
ところが、実は相手の事情を知らずに自分達から見た目線だけで物事を判断していることが多々あり、それを知ったときに意気消沈してしまう・・・そんなことが私達にもよく起こります。

物事をバランスよく進めるためには、やはりあらゆる角度から物事を客観的に見れるということ、つまり広い視野で「気づける」ということが重要だと痛感させられます。

スコトマ=盲点を外す

人間には心理的盲点=スコトマ、つまり見えているようで見えていない情報があります。人間は過去の情動記憶(感情を伴った記憶)によって物事の重要度を判断しており、自分が重要だと思うものしか脳が認知しないようになっています。

先ほどの組織の例だと、自分の考えのほうが重要だと思っているわけですから、相手の価値観はスコトマとなり、認知さえされないことも多いことになります。
これらのスコトマを外し、高い抽象度で・・・つまり、高い視点から物事を俯瞰するように見る事によって、意外な解決策が見つかるのです。

感情的になると、どうしても抽象度を上げる事は難しくなります・・・。それは、自分が持っている重要度から抜け出す事ができないからなのです。

重要度を変える訓練
自分がコーチングに取り組む目的は「重要度を変える訓練」のことです。
コーチングは、人それぞれある相手のゴールを客観的に援助し、潜在能力やモチベーションを最大限引き出すこと。つまり、自分にとっての重要度ではなく、相手にとっての重要度でアドバイスする必要があります。
それは、コーチングする側にとっては、自分自身の重要度から離れた世界を意識する事にほかなりません。

それはつまり、新しい世界を理解できるということ、つまりコンフォートゾーンを広げることに繋がります。自分の価値観に深く漬かってしまうのは居心地がいいのですが、新しい世界の発見もありません。
つまり、他人を応援するということは自分が重要だと思っていなかった価値観を理解するということです。

以上の事を踏まえて、セミナーが終了しました。参加者の心の中に新しい脳が創られたと確信しています。学ぶ意識は、現状を越えた領域に存在する事が、見えてきたと思います。次回の開催が楽しみです。

今日は、ここまで。御参加に感謝します。福岡二日目の天外でした。敬具。

スーパーライフモチベーター
藏本天外


眠れない夜のために1
http://www.youtube.com/watch?v=upI1zXzwmoc

眠れない夜のために2
http://www.youtube.com/watch?v=gVFy53iSfCE


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