2010年12月11日土曜日

逆境2

どんな問題でも、どんあ逆境でも、苦悩と喪失の可能性と共に、チャンスと成長や成果の種を秘めているのです。
どんな逆境からも、何らかの実りが生じます。

コーチや指導者としては、是が何でも善意に解釈する「ポリアンナ思考※」ではなく、単純な真理である事を理解しておかなければいけないのです。

(1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いたベストセラー小説『少女パレアナ(Pollyanna)』および『パレアナの青春(Pollyanna Grows Up)』(テレビアニメ「愛少女ポリアンナ物語」でも知られる)の主人公ポリアンナに由来して命名された。一般的には、「直面した問題の中に含まれる(微 細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしな いこと」などを指す。)

ここで学んだ事を活かせば、人が危険な領域で舵取りをして、発見と機会への道を進むように指導できるでしょう。
どんな苦境や危機でも、いつかは振り返って「辛いと思ったが、本当に素晴らしい出来事だった。ああいう事が起こって良かった」と言えるわけではないのです。

必ずしもそう思えるとは限らないし、人にそう誤解させてもいけないのです。
ですが、どんな苦難や辛い経験でも、振り返ったときに「たしかに苦しかったが、良い経験をした。どんなに苦しくても、和多志は耐えたし、大切な事を学んだ。」と言えるように導く事は出来るのです。

他のことは出来なくても、あなたは生き残った、苦悩に耐えて、困難が去るまで頑張り抜いたではないかと気付かせてくれる事は出来るのです。これこそ、最終的にあげられるかどうかを決める大きな資産なのです。

“逆境…どう対処するするかで、あなた自身を創造する”

善良な人も不運は襲うのです。
あなたやあなたのクライアント、教え子が苦境に立ち向かう時に、決して忘れてはいけない事は、自分が置かれた状況をコントロール出来なくても、どう対応するかは自分で選択出来る、という事なのです。

あなたの長期的な目標が自分自身にとって意義のある成功を納めるという事であれば、状況にどう対処するかが一番大切な事なのです。

約三十年、和多志は成功とは何かを探究してきました。世界で優秀な成果を収めた人達と深い関わりを持ってレクチャーさせて頂いたし、和多志自身も彼たちから多くを学んできました。物質のミクロ的な研究や心を量子力学的なアプローチで探究もしてきました。