2012年2月7日火曜日

心の開花3

今日の名古屋は、曇り空。2月に入って何だか、精神の勢いが加速しています。創造主のシナリオを大勢の方に、天外の口を使って語っていく…これが、本当にやりたいことですね。さあ、今日は、2セッションの予定です。


「心の開花」の続きを記載しますね。

高潔な人生への第一歩

徳の道は知識の道であり、すべてを包含する真理の法則を理解するには、それ以前の段階における学習をきちんとやり終えていなければなりません。では、真理を学ぶ者はどこから一歩を踏み出せばよいのでしょうか?
最初のレッスンは、間違った心の状態を克服することからなっています。そうした状態は精神的な成長をさまたげる障害になっているばかりでなく、家庭や社会のためになることをするさまたげにもなっています。これらのレッスンに含まれる最初の10のステップを紹介しましょう。

■悪い生活習慣(第1のレッスン~身体の鍛練)
1.なまけ癖
2.放縦

■悪い言葉の習慣(第2のレッスン~しゃべり方の訓練)
1.中傷
2.噂話と無駄なおしゃべり
3.辱める言葉や不親切な言葉
4.軽はずみな言葉や非礼な言葉
5.あげ足をとるしゃべり方やあら探しをするしゃべり方

■訓練して身につけられる徳(第3のレッスン~性癖の訓練)
1.心を空しくして務めを果たす
2.揺らぐことのない正直さ
3.かぎりない寛大さ

このような混沌とした状態があるということは、心が人生の真の意味や目的にまったく目覚めていない印です。そうした悪癖を退治するのが、徳のある安定した生活に踏み出す最初のステップなのです。

1.なまけ癖

心を鍛錬する最初のステップは、なまけ癖を克服することです。これはもっとも簡単なステップです。なまけ癖を完全に克服するまでは、次のステップには進めません。
なまけ癖は、〜〜



〜〜 中略 〜〜




2.放縦

第2のステップは暴飲暴食をする癖の克服です。大食漢は、食べることの真の目的を考えずに、動物的な欲求を満たすためだけに食べる人間です。そのような人は、身体が必要とする以上のものを食べ、甘い物やごちそうをたらふく食べた後でも満たされません。
そのような自制心のない欲求を克服するには、摂取する食べ物の量や一日の食事の回数を減らし、簡単なダイエットに頼るしかありません。食事を規則的にとり、それ以外の時間に食べるのは絶対にやめるべきです。夜食は廃止すべきです。深い眠りを誘発し、心を曇らせるからです。
このようなしつけの方法を追求していけば、それまで自制できなかった食欲があっという間にコントロールできるようになるでしょう。そして、感覚的な放縦の罪が心から取り除かれるにつれ、浄化された心の状態に合った正しい食べ物を本能的に選べるようになるでしょう。




〜〜 中略 〜〜




次は精神を高めるしゃべり方のレッスンです。それには5つの秩序だったステップがあります。最初のステップは中傷の克服です。中傷は他人の悪口をでっちあ げ、言いふらすこと、他人や同席していない人の欠点を明かし、大げさに言いふらすこと、不名誉な当てこすりを言うことからなっています。

あらゆる中傷行為には、軽率さ、冷酷さ、不誠実、ウソの要素が入っています。清らかで正しい人生を目指す人であれば、他人の中傷をする前に、そうした言葉 の冷酷さを自覚し、中傷を生み出す不誠実な思考を消し去るでしょう。そのような人は誰のこともけなさぬように自分自身を見守り、目の前にいない人のことを けなしたり、非難したりするのを慎むでしょう。
正しい道を歩もうとする人は、本人の目の前で言わないようなことはよそでも決して言わないでしょう。そのように心がけていると、最後には、他人の人格や評判を敬うようになり、中傷を生み出す間違った心の状態を打ち砕くことになるのです。

次のステップは、噂好きやくだらないおしゃべりをする癖を克服することです。くだらないおしゃべりとは、他人のプライベートなできごとについてひそひそ話をしたり、暇つぶしのためにただだらだらとおしゃべりしたり、あてもない会話にふけったりすることです。
このような自制心を欠いたおしゃべりは、制御が行き届かない心の所産です。まっとうな道徳心を備えた人は、言葉を慎み、これといった目的もなく口を滑らしたりはしません。ありのままにはっきりとしゃべり、目的をもって話すか、沈黙を守るかします。





〜〜 中略 〜〜





なかにはこう尋ねる人もいるでしょう。
「でも、どうして生活態度を改める訓練をしたり、発言をおさえたりするのですか? 高潔な人生はそのような大変な苦労、たゆまぬ努力、細心の警戒心がなくても、理解し、実現できるのではないですか?」。
いや、できないのです。物質の世界と同じように、精神的な世界においても、努力なしでは何事も達成されません。初歩的なステップを順序よくマスターしない と、高い精神性の境地などあり得ないのです。工具の使い方や釘の打ち方がわからないのに、テーブルを作れるでしょうか? 身体の奴隷になっている状態を克 服せずに、心を真理に合わせて形づくれるでしょうか?
自制のきかない言葉は、心が自制できないことを表しています。外に表れた状態を改善することは、心の内側の状態を修正する方法なのです。さらに、こうした状態の克服は、真理に至るプロセスのほんの一部を占めるにすぎません。



今日は、シンビ主催の「代理店研修」が行われたようです。教育という仕事で一番大事なのは、「正確さ」でしょうか。それと同時に「関係の重要性の理解」だ と思います。現象の乱れや不都合な事態そのものは、自らを構成している「重要性関数」と望む自己の成長との「関係の成立」なのです。この事が分かっていな い人が実に多いですね。「関わり方を知らない」「自分なりの関わり方でいつも同じ失敗をしている」これは、まさしくリミッティングビリーフ状態なのです。 この事に早く気付いて、真我な自分を見出しましょうね。



ハイパーメンタリスト
藏本天外



※「天外ブログ」は、最新の科学を軸に、あらゆるアプローチで脳を活性させる藏本天外が、毎日綴っている赤裸々ブログです。

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