2011年5月6日金曜日

ラポール

皆さんは、連休中どのように過ごされていましたか?天外はずっと仕事でしたね。そのほとんどが、セッションと学習会でした。天外に休みは必要ないですからね。笑
今日の予定は、1セッションです。今日は少しラポールについて歴史的背景を記載しましょう。

ラポール (rapport) とは臨床心理学の用語で、セラピストとクライアントとの間の心的状態を表す。もとは、オーストリアの精神科医フランツ・アントン・メスメルが「動物磁気」に感応したクライアントとの間に生じた関係を表現するために用いた語である。その後、セラピストとクライアントの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語として用いられるようになった。
カウンセリングや心理療法をどのような立場から行う場合であっても、ラポールは共通した基本的な前提条件として重視されている。ちなみに、ラポールと類義した用語に治療同盟がある。両者ともにそれが構築される場合は、患者と医師が治療に対しての前向きな感情を抱いている場合に言われやすい。文脈によってこれらの言葉は悪い関係や、単なる患者と医者の結びつきのみを指す時もある。」

という事が「ラポール」という概念の前提ですね。物理的な解釈は、「親近感のある情報空間内で共感覚を共有している関係」なのです。いわゆる、「情報空間内での精神感応」です。この事を中心にセッションを行いました。

「習慣という能力の見なおし」を行ってこそ、新たなゴールとのラポールを築けるのです。習慣をより高い情報に切り替えるのは、「ゴールに適応した理論」が必要なのです。理論は目的に対する論理的なプログラム構成の定義なのです。今回はこの理論形成をしっかりと行いました。聡明な表情でお帰りになっていました。


眠れない夜のために
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